ハシカグサ/はしかぐさ/麻疹草

ハシカグサ

ハシカグサ
名称 ハシカグサ(麻疹草)
学名 Neanotis hirsuta (L.f.) W.H.Lewis var.hirsuta
英名 
分類 リンドウ目 アカネ科 ハシカグサ属
分布 本州~沖縄
   在来種 やや湿った山道や草地
花期 8~9月
草丈 地を這う~足首くらい


【2020/8/28 撮影】

森の側の少し湿った山道で、地面を這うように生えていたハシカグサ。
対生する葉っぱがピーンとしてかわいい。

斜めに立ち上がるように生えています。

ハシカグサの花

白くて小さな花が咲いていました。
筒状で、先が4裂する花冠。

小さい!
大きさは約2㎜ほどでしょうか。

雄しべは4個。
雌しべの柱頭は2個。

萼に白い軟毛が見えます。

ハシカグサの果実

花が終わり、果実に。

【2021/9/21 撮影】

花が落ちた萼筒の中に、果実があります。

ハシカグサの名前の由来

「ハシカグサ」という名前の由来が気になって調べましたが、由来は不明という記述が多かったです。

でも「麻疹草」ですから、麻疹(ハシカ)に関係あるのでは?
と思ってしつこくリサーチしたところ……

ハシカグサの葉っぱは、乾燥すると赤から褐色に変わるそうです。
一方、麻疹にかかると発疹が出ますが、その発疹も最初は赤く、やがてそれが治ってくるとかさぶたになり褐色になります。

そこから「ハシカグサ」と名付けられた、という説もあるようです。

でも
ハシカグサの葉っぱが赤い、というのが、まずよく分かりません。
だって緑色だもの。

乾燥すると葉は赤くなるのかな?
そこからもっと乾燥すると、褐色に変化する?

いまいち由来ははっきりとしませんでした。

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